アキノタネツケバナ? Cardamine autumnalis  Koidz. アブラナ科 タネツケバナ属
湿生植物
Fig.1 (西宮市塩瀬町名塩・池畔の砂地 2006.10/20)

湿地に生えるタネツケバナの仲間で花期は秋。多年草。
タネツケバナの仲間は同定が難しく、その分類も研究者によって諸説があり、アキノタネツケバナをひとつの種としない研究者もいる。
タネツケバナは普通春に開花するが、不時現象により秋に開花する個体も多いため、秋に開花しているこの仲間のものを
一概にアキノタネツケバナとすることはできない。
画像の個体もさんざん悩んだ末、web上での少ない情報を頼りに、葉の様子などが一致するように思われるのでアキノタネツケバナとしたが
さらに継続観察を続ける必要がある。
Fig.1 が生育していた周辺にはミズタネツケバナが多く、また他のミズタネツケバナ生育地で、冬期にミトン状の葉を持つ個体が見られたことから、
ミズタネツケバナの秋期開花型である可能性もある。

■分布:明らかにされていない。
■生育環境:田畑周辺の湿地など。
■花期:9〜11月
■西宮市内での分布:いまのところ1ヶ所のみで確認しているが、今後の調査で増える可能性は高い。

Fig.2 Fig.1 の部分拡大。(西宮市塩瀬町名塩・池畔の砂地 2006.10/20)
  2007年秋現在、この個体は、おそらくヌートリアによる食害に遭い消滅してしまった。
  付近を探してみたが、同様のものは発見できず、非常に残念である。

最終更新日:23rd.Nov.2009

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