アカサルオガセ | Usnea rubescens Stirt. | ||
里山・低地・山地の地衣類 | サルオガセ科 サルオガセ属 |
Fig.1 (兵庫県篠山市・社寺のスギ大木 2011.3/8) 低地〜山地、里山の樹木に着生する地衣類。 地衣体は樹状に伸び、はじめ直立するが、成長すると垂れ下がる。 軸は中空。皮層は赤色を帯び、地衣体表面には粉芽やソラリアのような顆粒を散布する。 近縁種 : サルオガセなど ■分布:北海道、本州、四国、九州 ・ 台湾、東南アジア、オセアニア ■生育環境:低地〜山地、里山の樹木など。 |
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↑Fig.2 地衣体は樹状に伸び、赤色を帯びる。(兵庫県篠山市・社寺のスギ大木 2011.3/8) |
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↑Fig.3 標本。(兵庫県篠山市・社寺のスギ大木 2011.3/8) |
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↑Fig.4 地衣体の表面。(兵庫県篠山市・社寺のスギ大木 2011.3/8) |
生育環境と生態 |
Fig.5 スギの大木の根元近くに着生するアカサルオガセ。(兵庫県篠山市・社寺のスギ大木 2011.3/8) ホソバオキナゴケや地衣類が密生するスギの樹皮上に多数の地衣体が着生していた。 |
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Fig.6 神社の石柱に着生するアカサルオガセ。(兵庫県篠山市・社寺 2013.1/10) 同じ石柱にはウメノキゴケ、センシゴケが着生し、下部ではヤマトキゴケが着いていた。 |