サイコクイカリソウ Epimedium diphyllum  (C.Morr. et Decne.) Lodd.
  ssp. Kitamuranum  (Yamanaka) K.Suzuki
  林縁・林床の植物
  環境省絶滅危惧U類・兵庫県RDB A種
メギ科 イカリソウ属
Fig.1 (兵庫県淡路島・林縁 2010.4/29)
丘陵〜山地の林縁や2次林の林床に生育する多年草。
地上茎は高さ20〜30cm。
バイカイカリソウに似るが、葉の出かたが異なり、1回目が2出、2回目が3出となる。(バイカイカリソウは1〜2回2出)
小葉はほとんど卵形、鈍頭、刺状の毛は基部よりにまばらにつく。葉表にはバイカイカリソウにはない立ち毛がある。
【メモ】 関西では兵庫県の淡路島のごく一部で見られ、絶滅寸前である。
近縁種 : バイカイカリソウ

■分布:兵庫県淡路島、四国(香川県、徳島県)
■生育環境:丘陵〜山地の林縁や2次林の林床など。
■花期:4〜5月

Fig.2 花序と花。(兵庫県淡路島・林縁 2010.4/29)
  花序には数個の花がまばらにつく。花は下向きにつき、白色で、径10〜12mm。

Fig.3 小葉。(兵庫県淡路島・林縁 2010.4/29)
  小葉は卵形、鈍頭、基部よりに刺状の毛がまばらにつく。


最終更新日:5th.May.2010

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