アオテンナンショウ Arisaema tosaense  Makino
  林床の植物 サトイモ科 テンナンショウ属
Fig.1 (兵庫県淡路島・林縁 2009.4/18)
西日本の山地の林床に生育する多年草。
全体緑色で、偽茎はふつう葉柄や花柄よりの長い。葉は2個またはときに1個で、7〜11個の小葉を鳥足状につける。
小葉は楕円形〜長楕円形、先端はふつう糸状に伸び、しばしば縁に鋸歯がある。
花柄は長さ5〜7cm。花序は葉に遅れて開き、仏縁苞は緑色、口辺部は外曲する。
舷部は卵形、先は次第に細く糸状に長く伸びる。付属体は太い棒状で、先端は円形、径6〜10mm。
近縁種 : キシダマムシグサヤマトテンナンショウムロウテンナンショウ、 オオマムシグサ、 カントウマムシグサハリママムシグサミミガタテンナンショウ
コウライテンナンショウホソバテンナンショウセッピコテンナンショウユキモチソウムサシアブミ

■分布:本州(近畿以西)、四国、九州の主に瀬戸内海沿岸地域
■生育環境:暖帯林の林床。
■花期:5〜6月

このページは簡略版です。画像や資料が揃い次第正規版としてまとめる予定です。

最終更新日:3rd.Dec.2009

<<<戻る TOPページ